まいにちいろいろ

秘境で暮らす私の、てづくりとまいにちいろいろ。

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Funeral

最近はこの辺りでも、身内の方が亡くなったら町のセレモニーホール
などでお葬式をする方が増えてきたみたいですが、
昔は家でお葬式をするのが普通でした。

先週、近所の方が続けてお2人亡くなり、両家とも、
家でお葬式をする、とのことだったので、お手伝いに
行ってきました。

最初はびっくりしたのですが、亡くなった方のご遺体が
町の病院などから家に帰ってくるまでに、親戚の方や近所の人たちが
その方の家に入って準備をしておきます。

亡くなった方を寝かせる布団を敷いたり、掃除をしたり、
お茶やお菓子、食事の準備。
家族は当然ご遺体と一緒に帰ってこられるので、家族以外の
人間が家に入らせてもらうのです。

自分がいないときに家族以外の人がうちにはいってきて、
うちの台所でご飯を作ってくれる・・考えると、
「きちんとお掃除していないと恥ずかしい!」と
私などは思ってしまうのですが、やっぱりそれは昔ながらの
親戚や近所の信頼感によるものなのでしょう。

それってとてもすごいことだと思います。

こちらでお葬式をする場合、式はその家でするのですが、
家族や親戚、近所や知り合いなど、式に参列する人たちは
その地域の公民館で式の前にご飯を食べるのが普通です。

そして式が終わったら親しい人たちは火葬場へ。
火葬場から帰ってきたら、「おむいか」と言って
また家でお経を唱えてもらい、またご飯を食べます。

それでおしまい。

そこで同じ集落の人たちはみんな総出でお手伝いをします。

男性チームは、式の準備、受付。
ご飯を食べに行く人たちの家⇔公民館の送迎、
家⇔火葬場への送迎など。

女性チームは、おもにご飯のお世話。
公民館と火葬場、場合によってはその家、の3カ所に分かれ
食事のお世話をします。

今回は近所のおばあちゃんが「こんなこと今までないな~」と
言っていたのですが、続けてお2人亡くなったので、式が2日続き、
準備も入れて私たちは3日間、仕事を休んだりして朝から晩まで
お手伝いをしたのです。

とっても大変なことですが、残った遺族は亡くなった方のことを
思い、家でお葬式をしたかったのでしょう。
亡くなる前まで「帰りたい」と言っていたその人のために・・。
だからみんな一生懸命お手伝いするんです。


先に亡くなった方は、ちょっと知っているくらいでしたが、
いつもにこにこしているかわいいおばあちゃんでした。

後に亡くなった方は、お隣でうちのばあちゃんとも親戚にあたり
とてもよくしてくださる方でした。

当然、同じ集落だったのでお祭りのときなどは一緒に公民館でお手伝いを
しましたが、とっても控えめな方で、みんなが気付かないところや
トイレ掃除などをいつも率先して、してくれていました。

そして今回、私は公民館でトイレ掃除をしながら、最後の秋祭りの時も
2人でトイレを掃除したなぁ、と思いだし、
もう会えないんだ、と急に悲しくなったのです。

どこでしてもそうかもしれないけれど、家族は大事な人が
亡くなったことを悲しんでいるひまはないくらい、
式やその他のいろんなことでバタバタします。

このバタバタが終わったら、どっと悲しみが押し寄せてくるし
そう簡単にこの悲しみは癒えるものではないけれど、
お葬式ってこの悲しみを一瞬でも忘れさせてくれる・・・
死者を弔うことはもちろんだけどそんな意味合いもあって
お葬式はあるんじゃないだろうか・・。
なんてこんな時は思うのです。










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[ 2011/05/01 06:19 ] 地域行事 | TB(0) | CM(0)
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